「古いなぞなぞ
『木曽の山道とかけて打ちたてのそばと解く。心は辛味(空身)で上がれ』
(昔は、ソバの名産地では、そばをダイコンのしぼり汁で食べることは珍しくなかった」
「『棒の手を 見せて和尚ハ地走(馳走)する』(寛政6年頃の江戸川柳)
そばが全盛を誇った江戸では、事あるごとにそばを打つという僧侶も少なくなかったらしい。
「夜ざくらを みにくる人に売らんとて 花まき蕎麦のにほふゆふぐれ 』
(文政8年、狂歌。花まき蕎麦は、もみのりを散らしたかけそば)
☆そばうどんが食べたくなる本。ニッポンに生まれた幸せを感じます!